オリックス・古田島成龍投手が2日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改し、2800万円アップの年俸3500万円でサインした。(金額は推定)
「1試合1試合必死に食らいついていた形だったので、あっという間に終わった。いいところで投げさせていただいていたので、悔しかったところもある。基本的に悔しかったところしかほぼ覚えていないですね」
1年目の今季は初登板から22試合連続無失点のプロ野球タイ記録を達成するなど、救援で50試合に登板。チームトップの24ホールドを挙げるなど防御率0・79で、パ・リーグ新人では初の「50登板&防御率0点台」を達成した。
「開き直って投げられてはいたので。僕よりすごい選手たちばかりですし、それこそお金いっぱいもらっている人たちばかりなので。抑えられるかというよりは、純粋に楽しんでやれてはいたので、そこはよかった」
今季限りで現役引退した比嘉から背番号35を受け継ぎ、来季からは先発に挑戦する予定。「若いうちしか僕自身も先発ができないと思っているので、挑戦できるだけ幸せなこと。少しでも勝利のピースにはまればいい」と先を見据えた。