がんで闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(67)が2日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に出演。近著「書いてはいけないー日本経済墜落の真相」が30万部を達成したことを明かした。
森永氏は「ザイム真理教-それは信者8000万人の巨大カルト」が20万部に到達したことも明かし「合わせて50万部」と説明した。
パーソナリティーの大竹まことから「そんなに金が入ってきてどうするんですか?」とツッコまれると、森永氏は「これは私のところには一銭も入ってきていない。全部、会社」と説明したが、大竹は「そうだけど、会社だって森永さんのものでしょ?」とうらやましがった。
森永氏は「そこ(会社)から個人に移すと3分の2くらいは税金を取られちゃう。個人のお金を使い果たすまでは我慢している」と説明した。大竹は「有名な小説家が今、売れてるっていってもこの間聞いた話では8万7000部で凄いなって言っていた。30万部ってちょっと考えられないよ。1人3冊くらい買ってるんじゃないの」と驚いた。
森永氏は「この1年ちょっとで他の本も見ると100万部ぐらい売っているんですよ。でも、メディアは無視なんですよ。普通これだけ本が売れると著者インタビューが来るわけですよ。全然来ないです」と取材依頼がないと明かした。すると、大竹は「タイトルが“書いてはいけない”だから、取材してもいけない」と笑った。
森永氏が「書評欄でも取り上げられなかった」と愚痴をこぼすと、大竹は「書評してもいけない。全部いけない」と笑っていた。