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馬術パリ銅「初老ジャパン」流行語大賞トップ10入り! メンバー喜び「初老でよかった(笑い)」

スポニチアネックス 2024年12月2日 14時31分

 今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、都内で発表され、今夏のパリ五輪で総合馬術団体で日本勢92年ぶりの銅メダルに輝いた平均年齢41・5歳(当時)の日本代表の愛称「初老ジャパン」がトップ10入りした。パリ五輪代表メンバーと根岸淳監督らが授賞式に登壇し、喜びを語った。

 パリ五輪で日本馬術勢92年ぶりの表彰台と快挙を達成。平均年齢41・5歳とあり、自身ら名付けた“初老ジャパン”の愛称が大きな話題を呼んだ。

 発表・表彰式には大岩義明(nittoh)、戸本一真(日本中央競馬会)、田中利幸、北島隆三(ともに乗馬クラブクレイン)のパリ五輪代表メンバーと根岸淳監督(乗馬クラブクレイン)が出席した。

 初老ジャパンの“名付け親”となった根岸監督は、「(銅メダルを獲る)前から“メダルを獲る”と僕の中で思っていた。いざメダルを獲ったときに、○○ジャパンというネーミングがあった方がいいのかな…ということで、ネーミングを考えました」と、流行語誕生の経緯を告白。「どうしても『乗馬』というのはマイナースポーツですから。乗馬というスポーツを好きになってもらえる人たちが増えたらいいな」と喜んだ。

 また、大岩は「先ほど(選考委員の)やくみつるさんから“初老じゃないじゃん”と言われましたが…こんな賞をいただけて、初老でよかったなと思います(笑い)」と冗談交じりにコメント。北島は「マイナースポーツなので、これをきっかけにたくさんの方に知っていただければ」と呼びかけ、田中は「信じられない。驚いています。馬術というスポーツを皆さんに伝えれたら」と驚き。戸本は「馬がアスリートのスポーツ。まずは愛馬たちに、名誉ある賞をいただけたことを報告したい」と、愛馬へメッセージ。また「まだまだ若いので、頑張って行きたいと思います」と今後の活躍への意気込みを語った。

 五輪関係で「トップ10」に輝いたのは「初老ジャパン」の他に、陸上女子やり投げのパリ五輪金メダリスト・北口榛花(JAL)が発した「名言が残せなかった」。女子のAMI(湯浅亜美)が金メダルを獲得した新競技「ブレイキン」と車いすテニス男子シングルスの小田凱人「やばい、かっこよすぎる俺」はトップ10からは外れたが、メダルラッシュに沸いた列島に鮮烈な印象を残した。

  トップ10は以下の通り(順位なし、並びは五十音順)

◆裏金問題

◆界隈

◆初老ジャパン

◆新紙幣

◆50-50

◆ふてほど【年間大賞】

◆Bling-Bang-Bang-Born

◆ホワイト案件

◆名言が残せなかった

◆もうええでしょう

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