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やり投げ北口榛花 「名言が残せなかった」流行語トップ10!北口スマイルで喜び「ここまできちゃった」

スポニチアネックス 2024年12月2日 14時56分

 今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、都内で発表され、陸上女子やり投げのパリ五輪金メダリスト・北口榛花(26=JAL)が発した「名言が残せなかった」がトップ10に選出された。授賞式に登壇した北口は、「まさかこの言葉が…」と、驚きを口にした。

 悲願の金メダルを獲得した今夏のオリンピックで、北口は「一つ心残りがあるとすれば、名言が残せなかった」と語っていた。

 授賞式に登壇した北口は、「まさか、テレビでは報道されていない会場で言ったこの言葉がノミネートされたことにとても驚いていますし…ここまできちゃったのがビックリしてます」と驚きを口に。「過去にさまざまなアスリートが名言を残してきたことについて「自分自身もいつかはそういった名言が残したかったんですけど…」と吐露した。

 名言誕生のきっかけについては「ただ単純に疲れていたのと、競技が終わった直後に英語・チェコ語・日本語とインタビューを受けていたので、冷静にしゃべらないと、何をしゃべっているのか分からなくなってしまうというのがあって」と回顧。「自分の気持ちをもっとストレートに話せたなと、名言を残せなかったことが悔いに残っている言葉でした」とはにかんだ。

 来年25年には、世界陸上が34年ぶりに東京で開催される。北口は「陸上競技を生で見てほしい。テレビで言うのもなんですけど(笑い)」と現地観戦を呼びかけ、「たくさんの日本の皆さんの前で金メダルが取れるように」と意気込みを明かした。

 五輪関係で「トップ10」に輝いたのは北口の他に、総合馬術団体で日本勢92年ぶりの銅メダルに輝いた平均年齢41・5歳の日本代表「初老ジャパン」。女子のAMI(湯浅亜美)が金メダルを獲得した新競技「ブレイキン」と車いすテニス男子シングルスの小田凱人「やばい、かっこよすぎる俺」はトップ10からは外れたが、メダルラッシュに沸いた列島に鮮烈な印象を残した。

  トップ10は以下の通り(順位なし、並びは五十音順)

◆裏金問題

◆界隈

◆初老ジャパン

◆新紙幣

◆50-50

◆ふてほど【年間大賞】

◆Bling-Bang-Bang-Born

◆ホワイト案件

◆名言が残せなかった

◆もうええでしょう

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