オリックス・平野佳寿投手が2日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改し、5500万円ダウンの1億6500万円でサインした。(金額は推定)
今季は右肘の張りや下半身のコンディション不良に苦しみ、12試合の登板にとどまって1勝1敗7セーブ、防御率4・22。「初めの出だしは悪くはなかったんですけど、怪我とかもあったりして、投げる度にしんどくなっていくなって思いがあったんで。本当に何もチームには貢献できなかった、悔しいシーズン」と振り返った。
2学年先輩で、05年ドラフト同期の岸田新監督とともに巻き返しを図る来季へ、パ・リーグ最年長投手となる40歳右腕は「ずっと一緒にオリックスで頑張ってきた仲だったので、監督になられるのはうれしかったですし、。何とか岸田さんのために頑張りたいと思いましたし、今までの方と同じように、監督を胴上げできるように頑張っていきたい」と決意。「今まで一度も抑えをしたいと言ったことはないので」と役割を問わず貢献する思いを口にし、「21年から日本に帰ってきて、まだ50試合いっていないのもある。50試合しっかり投げたい思いは強い」と50登板を目標に掲げた。