日本ハムは2日、今季限りで現役引退した鍵谷陽平投手(34)が出身地の北海道七飯町から町民栄誉賞が授与されることが決まったと発表した。
鍵谷は北海、中大を経て12年ドラフト3位で日本ハム入団。セットアッパーとして16年の日本一に貢献し、19年途中にトレード移籍した巨人でも20年のリーグ連覇に大きく貢献するなど通算420試合に登板し、25勝15敗、84ホールドをマークした。
同町のホームページでも「プロ野球選手として12年にわたるマウンド上での雄姿と様々なエピソードから垣間見える温厚篤実な人柄は、多くの町民に大きな感動と希望を与えました。その栄誉を称え、鍵谷陽平氏に対して当町で2人目の町民栄誉賞を授与することに決定しました」と発表された。同町民栄誉賞は16年のリオパラリンピックの陸上女子400メートルで銅メダルを獲得した辻沙絵(30)に続いて2人目となる。