横浜F・マリノスは3日にアウェーでアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区1次リーグ第6戦でセントラルコースト(オーストラリア)戦に臨む。2日には試合会場のセントラルコースト・スタジアムで前日会見が行われ、ジョン・ハッチンソン監督(44)が古巣戦への思いを語った。
ハッチンソン監督にとってセントラルコーストは05~15年に選手として、16年はコーチとして過ごした古巣。壇上では「素晴らしい思い出しかない。自分にとっては特別なクラブ。夢にまで見た、自分が育ったクラブとの対戦。こうして戻ってくることができてうれしく思う」と感慨深そうに語った。
相手は前節で昨季J1覇者の神戸に敗れたが、2―3と接戦を演じている。同戦をチェックし「若く、素晴らしい選手がそろっているように見えたし、タフな試合を繰り広げていた」と警戒した。
アウェーで臨んだJ1湘南戦から中2日で迎えるが「自分たちもいい準備をしてここに来ている。明日の試合に勝つことで(1次リーグ)突破に大きく前進する。勝ちにこだわる」と意気込んだ指揮官。敵地での試合ながら「自分にとってはホーム」という特別な場所で年内最後のACLEを白星で締めくくる。