歌手・GACKT(51)が2日に自信のX(旧ツイッター)を更新。歌舞伎俳優の片岡愛之助(52)が、京都市の南座で1日初日の歌舞伎公演「吉例顔見世興行」の舞台稽古中に鼻と上顎を骨折した事故について言及した。
愛之助は11月29日午前11時頃、「大津絵道成寺」の稽古中に、舞台の7メートル上から降下してきた木製パネルと接触したネルは幅2メートル×高さ1メートル、雲の絵が描かれていた。重さは分かっていない。愛之助がパネルの後ろで衣装の早替わりをする場面だったが、大道具担当とタイミングが合わず、後ろに行くまでに下りてきたパネルで顔面を強打したとみられる。
GACKTは「愛さんと話をしたが、本当に不幸中の幸いでこの程度で済んでいい事故だったと思う」と書き始めると、「上から落ちてくるものを咄嗟に避けなければ即死だったろう」と愛之助の事故について思いを巡らせた。
「舞台はいろんな重量のある装置が多い。それはライブでも同じこと。設営中にスタッフが下敷きになって意識不明になったことも過去にあった。ライブ中にケガをすることも多々ある」と自身の経験を踏まえつつ「みんな命懸けで表現を追求してる。だからこそ、見てる人たちに本気も伝わる」と持論を述べた。
そして「この業界を軽く見てる人もいるが、ボクらも命懸けで毎回戦っている。それが少しでも分かってもらえればいいんだが」と訴えると「とにかく、愛さんが無事でよかった」と胸をなでおろした。