元衆院議員の金子恵美氏(46)が2日、TOKYO MX「堀潤 Live Junction」(月~金曜後6・00)にコメンテーターとして生出演し、ガソリン減税をめぐる論戦について私見を語った。
エネルギー価格高騰が深刻化する中、国民民主党が衆院選で掲げていた公約の一つ。玉木雄一郎代表は、トリガー条項の凍結撤廃による減税を求めている。政府・与党は自動車税制全般の議論、関連施策を1年先送りする考えだが、玉木氏はこの日、自身のX(旧ツイッター)で「ガソリン減税については、来年に先送りすることなく、今年中に検討して結論を得るべき事項です」と訴えた。
MCのジャーナリスト堀潤氏は、「自動車や道路をめぐる税制って、ホントに岩盤ですね」と、皮肉たっぷりにコメント。金子氏は「族議員の方々もいらっしゃるだろうし、税に関しては財務省が…というのがあって」と答えた。
一方で、玉木氏に対してはまず年収103万円の壁引き上げの実現を期待した。「この前の選挙で一番象徴的な、103万手取り(壁の引き上げ)というところを訴えて、動き始めたというところを一つ(やって欲しい)。二兎を追うよりは、まずこれをという方が、国民の皆さん的にも玉木さんやってくれたという、政策的成果を見せられるんじゃないかと思う」と語った。