国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が2日、BS日テレ「深層NEWS」(月~木曜後6・58)に生出演し、自身の女性問題についてあらためて謝罪した。
11月に一部週刊誌で、「高松市観光大使」で元グラドル小泉みゆきとの不倫を報じられた。10月の衆院選で28議席と躍進し、年収103万円の壁引き上げなどの協議に期待が集まる中でのスキャンダルで、有権者の間に失望感が広がった。
「公党の代表を務めている責任はどう感じてらっしゃるか」と問われた玉木氏は「大変申し訳なく思っています。私のプライベートのことで、多くの皆さんに、特に全国で期待していただいたたくさんの方に失望を与えてしまったことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
現在、党内の倫理委員会が開かれている。「真摯に調査などにも向き合っています。そう遠くないうちに、何らかの結果を得られますので、結果には誠実に向き合い、応じていきたいと思っております」と話した。
結論が出る時期について問われると、「これもまな板の上のコイですから。いつかということも含め…正直、知りませんし、何か調査を受けている立場で、何かを言う立場ではない」と答えた。
代表辞任勧告など、厳しい処分を受ける可能性もあるが、「決定に従おうと思っています」と結論を尊重する意向を示した。
現在、与党との間で、衆院選で党が選挙公約に掲げた年収103万円の壁の引き上げを協議中。「何か成果が出た場合は、そこが節目になるというお考えか?」と問われると、玉木氏は「必ずしもその結果を待たなくても、判断すべき時には判断したいと思っています」と述べた。