スポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2024」の表彰式が2日、東京都文京区の東京ドームホテルで開催された。スポーツを通じて社会貢献や地域振興に寄与、または日本を元気づける顕著な働きをした個人・団体を表彰するもの。今回はパリ五輪陸上競技女子やり投げで優勝した北口榛花(26=JAL)がグランプリを受賞。特別賞には、バレーボール女子日本代表の主将兼エースとして活躍した古賀紗理那さん(28)が選ばれた。
受賞した2人は壇上でインタビューに対応。インタビュアーから引退後の生活サイクルについて問われた古賀さんは「私は選手を引退して体を動かしたりはしていますけど、朝起きたらすぐに夫の朝食の準備をして、ペット(犬2匹)の散歩に二人で行って」と朝のルーティンを紹介。
「お昼にちょっとトレーニングに行って、帰ってきたら2匹の散歩にもう一回行って、ご飯の準備みたいな感じで、本当に生活のリズムが変わって楽しく過ごしています」と引退後の新しい生活を明かした。
一方で、来季に向けて11月からトレーニングを再開している北口。引退後の生活について想像がつくかと問われると、「想像できないですね」と苦笑い。「まず早起きができないので、ペットも飼えないかなって」と答え、会場を笑わせた。