ソフトバンクを今季限りで戦力外となった中村亮太投手(26)が、来季からロッテに育成選手として入団することが2日、分かった。この日、選手会ゴルフに参加。選手や関係者に対し地元の千葉県の球団で現役を続行することを報告した。
中村亮は20年育成ドラフト8位で東農大北海道オホーツクから入団。22年7月に初の支配下選手登録されたが、同年オフに構想外となり、育成再契約を受諾した。2軍監督時代の小久保監督から中継ぎとして起用され続け、今年7月に2度目の支配下登録も日本シリーズ後2度目の戦力外通告を受けていた。
1軍では通算3試合で防御率29・45だったが、長い手足から繰り出す150キロ超の直球とシンカーなど多彩な変化球を武器に、3度目の再起にかける。