レンジャーズは2日(日本時間3日)、パドレスからFAとなっていたカイル・ヒガシオカ捕手(34)と来季からの2年契約を結んだことを発表した。27年は相互に契約延長のオプションを持つ。
日系4世の同捕手は17年にはヤンキースでメジャーデビュー。23年オフにソト、グリシャムとの2対5のトレードで若手選手らとともにパドレスへと移籍した。今季は84試合の出場でともにキャリア最多となる17本塁打、45打点を記録。チームのプレーオフ進出に大きく貢献し、パドレスの捕手としては史上初となるポストシーズンでの2本塁打も放った。
パドレスで活躍するダルビッシュにとっても、ヒガシオカの移籍は少なからず影響があると見られる。シーズン中から息の合ったコンビを見せ、黒田博樹氏に並ぶ日米通算203勝目を挙げた9月27日(日本時間28日)のダイヤモンドバックス戦後には「ピッチングに関してはヒギー(ヒガシオカ)に凄く助けてもらってる。ゲームの中に入ると、基本的にはヒギーに全部任せている」と信頼感を口にしていた。