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森永卓郎氏 流行語大賞「ふてほど」に異議「どんどん世間とずれてきている」自身が年間大賞に推す言葉は…

スポニチアネックス 2024年12月3日 10時59分

 がんで闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(67)が3日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)にリモート出演。ユーキャン新語・流行語大賞トップ10で阿部サダヲ(54)主演のTBSドラマ「不適切にもほどがある!」(1~3月放送)の略称「ふてほど」が年間大賞に選ばれたことについて異議を唱えた。

 同じく番組に出演した長男で経済アナリストの森永康平氏は、「ふてほど」が大賞に選ばれたことについて「最初、全然知らなくて。不適切な報道を略したものと思っていたくらい」と告白して笑わせた。

 康平氏は「テレビを見ていない人からすると知らない。流行語って結構野球関連が多いじゃないですか」と反応。「野球は見るので、流行語を聞いた時に“あぁ”となるんですけど、それ以外からとなると知らない」と続けると、卓郎氏も「“ふてほど”っていう言葉を使った日本人は数%しかいないと思うんですね」と同意した。

 卓郎氏は「阿部サダヲさん自身も使ったことがないって言っているわけですよ。それを流行語大賞の年間大賞にするのはいかがなものかと思っていて。どんどん世間とずれてきている。私が選ぶんだったら間違いなく“103万円の壁”な訳です。みんな知っているわけですよね」と異議を唱えた。その後も「なんか政治的なものを避けてるんじゃないかっていう気が仕方なくて。去年だって私は“増税メガネ”を推したわけですよ。だけど、箸にも棒にもかからなかった。もっとバットを振り抜けよと私は言いたい」と語気を強めて話した。

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