日本野球機構(NPB)は3日、試合時間短縮への貢献を表彰する「ローソンチケット スピードアップ賞」を発表した。投手部門で広島・床田とロッテ・メルセデス、打者部門は阪神・近本と西武・源田を選出した。
床田は2年連続2度目の受賞で、メルセデスも巨人時代の19年以来2度目。近本も20年以来2度目で、源田も17年以来2度の受賞となった。
無走者での平均投球間隔が床田は8・2秒、メルセデスは9・5秒、無走者での相手投手の平均投球間隔が近本は11・8秒、源田は12・1秒で、投打の規定を満たした選手の中でリーグ最短だった。
チーム表彰はレギュラーシーズンで最も平均試合時間(9回試合のみ)が短かった巨人とロッテで、巨人が2時間58分で、ロッテが2時間59分だった。個人表彰には賞金50万円、チーム表彰には賞金100万円が贈られる。
▼広島・床田 テンポ良く投げることが僕のピッチングスタイルなので、それが2年連続このような形で受賞することができたことはうれしいです。引き続き頑張っていきたいと思います。
▼ロッテ・メルセデス 大変嬉しく思います。マウンドに上がる機会をいただき、この賞を取れるチャンスをくれたチームに本当に感謝しております。より良い成績を収めチームの勝利に貢献できるよう引き続き頑張ります。
▼阪神・近本 試合前も含めて打席に入るまでの準備を怠らず、しっかり取り組んできた結果が受賞につながっていると思います。スピード感あふれるスムーズな試合展開で、快適な試合観戦ができるように、これからも頑張ります。
▼西武・源田 大変光栄です。投球間隔が短縮され試合時間が短くなることで、ファンの皆さんがより快適に観戦を楽しんでもらえたらうれしいです。来年も受賞できるよう頑張ります。