日本ハムの斎藤友貴哉投手が3日、北海道北広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、アップ提示でサインした。
阪神からトレード加入2年目の今季はキャリアハイとなる25試合に登板し、1勝1敗1セーブ5ホールドの防御率1・71をマークしたが「まだ全然満足していなくて、足りないというか、全然満足していない。もっと野球をしたかった」と、満足はしていない。
30日のファン感謝祭では新庄監督から田中正とともに「開幕抑え」に指名された。2人での競争を促されており「言われたからには覚悟がある。どちらも真っすぐ投手なので、真っすぐは負けたくない。真っすぐで圧倒できる投手になりたい」と、闘志を燃やした。
そのためにも、今オフは「1年間戦える体と技術を磨いて(球速)160キロは超えられるようにしたい。目標は162キロだったが、自分の中で壁だった160キロは行けたのでもっと行ける。自分的にも可能性はまだまだ感じています」と語り、「チーム的にも今年のシーズンに満足していない。本当にファイターズファンの皆さんが待っているのは日本一。リーグ優勝して日本一に行きたい」と、飛躍を見据えた。