DeNAから阪神に新加入する楠本泰史外野手(29)が3日、西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。
「本当に小さい頃から何度も甲子園球場に足を運びましたし、本当に大好きな球団なので、阪神タイガースさんからお電話いただいたときは、本当に心の底からうれしいなっていうような思いが込み上げてきた。感謝の気持ちでいっぱいです」
左打ちの好打者。今季はわずか18試合の出場にとどまり打率・172に終わったが、プロ7年間で405試合に出場した実績の持ち主。昨季まで2年連続で開幕スタメンにも名を連ねた。
東北福祉大出身で先輩に長坂、後輩に中野がいる。入団が決まってからは選手会長を務める中野から「また同じユニホームを着られるのがうれしい」と連絡があったことを明かした。
大阪府吹田市出身の29歳。「新しいチームに入ることになるので、新入団選手と同じフレッシュな初々しい気持ちで、野球がもう一度できる喜びを感じながら目の前のプレーに一生懸命取り組んでいきたい」と言葉に力を込めた。