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元宝塚スター初の松竹新喜劇出演 有沙瞳「本当の男の人と夫婦みたいなのも初めて」初づくしに胸躍らせる

スポニチアネックス 2024年12月3日 16時34分

 元宝塚歌劇団の娘役スター、有沙瞳(ありさ・ひとみ)が3日、大阪市内で、初めて松竹新喜劇に出演する「初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演」(来年1月2~8日=京都南座)の取材会に出席した。

 松竹によると、元宝塚スターが松竹新喜劇に出演するのは初めて。劇団リーダーの1人、藤山扇治郎(37)らと初めて顔合わせし、有沙は「すごく緊張していたんですけど、いい方たちばかりで、この空気にちゃんと飛び込んでいけるように頑張りたい」と初々しい笑顔を浮かべた。

 ところが、隣にいた同じくゲストの久本雅美(66)に「子どものころから拝見して…」と無邪気に発言し、久本から「子どものころ!」と突っ込まれ「あ…」と大笑い。

 演じるのは、シェークスピアの「真夏の夜の夢」をモチーフにした「嗚呼!恋は勘違い」(Aプロ)では恋に臆病な女の子を、淡路島の温泉町を舞台にした「淡路島温泉町値上がり中」(Bプロ)では、旅館の長女、初代の妹役。これを「ハツダイの妹の…」と言ったところで、スタッフらから「ハツヨ!」と総ツッコミを受け顔を真っ赤にした。「こういうところなんです。いろいろ、やらかすと思うんですが、粗相があったらすみません」と話し、渋谷天笑(40)から「大丈夫、ボクも最初はショダイって読んでたから」とフォローしてもらい、会場も大きな笑いに包まれた。

 「嗚呼!…」では歌う場面もあり、天笑から抱きつかれるシーンもあるという。「宝塚にいたので、本当の男の人と夫婦みたいなのも初めて。そういうところも楽しみたい」と初めてづくしの舞台に胸躍らせた。

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