韓国プロ野球(KBO)のロッテジャイアンツに所属するキム・ドギュ投手(26)が飲酒運転により、70試合の出場停止処分を受けたと3日、韓国メディアが報じた。
韓国メディア「スポーツ朝鮮」は11月12日にキム・ドギュが飲酒運転で摘発されたとし、免許停止処分を受けたことから、KBOの規則により70試合の出場停止処分となったと報道した。
ロッテジャイアンツでは、昨年も内野手のペ・ヨンビンが飲酒運転を起こし、チームから放出(契約解除)されたといい、2年連続で選手の飲酒運転が発覚する事態になった。
ただ、チームから放出、事実上のクビとなったペ・ヨンビンと違って、キム・ドギュが70試合の出場停止処分にとどまった理由として、KBOが22年に定めた飲酒運転の制裁規定として、1度目の免許停止は70試合の出場停止処分、免許取り消しの場合は1年間の失格処分になるとし、2度目の飲酒運転は5年、3度目以上は永久失格になることを紹介。キム・ドギュは免許停止だったことから、70試合の出場停止になった。
また、飲酒運転発覚後にすぐに球団にも自ら申し出た。一方、ペ・ヨンビンは飲酒運転で警察に摘発されたことを球団に報告せずに秋季キャンプに参加。その後の報道で球団が飲酒運転の事実を知ったことから「隠蔽行為」とみなし、契約解除に至ったという。