女優の伊原六花(25)が3日、都内で行われた映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(監督中田秀夫、12月13日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズは、廣嶋玲子・作、jyajya・絵(偕成社刊)による児童小説。幸運な人だけがたどり着ける、不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、願いがかなう「ふしぎ駄菓子」を買った人の顛末(てんまつ)が描かれている。
不思議な駄菓子屋「銭天堂」の店主・紅子役を演じたのは、天海祐希。伊原はファッション雑誌編集者で、「なにわ男子」の大橋和也演じる等々力小太郎の後輩・相田陽子役を演じた。
実は、高校時代に天海と会ったことがあるという伊原。「音楽番組で天海さんが司会をされていた時に高校生で、お会いしていて。このお仕事を始めて、いつかお芝居でご一緒したい!っていうのが夢でもあったので…」と語ると、天海が「もうやめて!」と感慨深げな表情を見せ、会場からは笑いが起こった。
念願の天海との共演は1日だけだったというが、「私のインの日だったので、緊張もありつつ…でも、本当に正解を教えるわけじゃなくて、ポンッて答えをくれるんですよ。そこに凄い救われましたね」と回想。自身に寄り添った天海を「紅子さんのようで」と言い表していた。