女子ゴルフの渋野日向子(26=サントリー)が3日、都内で開催されたピンゴルフのファン感謝イベントに参加し、19年全英女子オープンのメジャー初優勝を記念して、作くられた純金パターを贈呈された。
ピン社では世界各地のツアーを対象に、同社のパターを使用して優勝した選手に同じモデルのゴールドパターを製作。1本を米アリゾナ州の同社本社の貯蔵庫に保管し、もう1本を選手本人にプレゼントしている。
通常の試合は金メッキのものだが、メジャーだけは純金パターになる。日本人では渋野が初めて手にした。黄金のパターヘッドを持った渋野は「めちゃくちゃ重たかった。ちょっと衝撃でしたね」と戸惑いながら話した。
4年前に本社を訪れ、ゴールドパターが並んでいる貯蔵庫を見学した渋野は「4年たってやっと手元に。どうすりゃいいか分からん」と笑ってから「これから(メジャー優勝の)重みを感じながら、ズンと思えたら良いな」としみじみ語った。
製作に時間が掛かり、スケジュールの都合もあり、4年の時を経て手元に届いた、ずっしりと重いプレゼントが、メジャー2勝目のモチベーションにもなりそうだ。