女子ゴルフの渋野日向子(26=サントリー)が3日、都内で開催されたピンゴルフのファン感謝イベントに参加した。終了後には取材対応し、2024年の漢字に「感」を挙げた。
報道陣から「今年1年を表す漢字は?」と質問された渋野は「出たよ。今年は乗り切ったと思っていたのに。考えてなかったよ」と苦笑い。少し考えてから「感謝の感かな。感謝の気持ちも凄くあったし、感じることが多かった1年だった。その言葉は凄く当てはまる」と“発表”した。
米ツアー本格参戦3季目となる今季は全米女子オープンで2位、全米女子プロで7位とメジャーでは好成績を残した。一方で夏以降は上位に顔を出せず、ポイントランキング64位で終戦。シードは確保したものの同60位以内が参戦できる最終戦の出場を逃した。
「全米女子オープンと全米女子プロでトップ10に入れたのは大きかったけど、それ以外が残念。もったいない1年だった」と不完全燃焼の思いをにじませつつ「最終戦も出られなかったので悔しい気持ちもあったけど、今までの米ツアーの中では一番すがすがしかった」とすっきりとした表情で振り返った。
来季に向けては「来年は優勝したい気持ちがある。それだけの準備をしていかないといけない。1年通して安定したゴルフができるように頑張りたい」と改めて米ツアー2勝目への意欲を口にした。