◇サッカーACLE第6節 横浜4―0セントラルコースト(2024年12月3日 オーストラリア=セントラルコースト・スタジアム)
アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は東地区1次リーグ第6戦が行われ、横浜F・マリノスがアウェーでセントラルコースト(オーストラリア)を4―0で制し、3連勝とした。勝ち点を13まで伸ばし、1次リーグ突破に王手。FW井上健太(26)が前半6分の先制弾を含む2得点を挙げ、同36分にはFWアンデルソン・ロペス(31)、後半25分には天野純(33)がネットを揺らした。次戦は来年2月12日にホームで上海申花(中国)戦に臨む。
井上がまたもゴールラッシュの号砲を鳴らした。まずは前半6分だ。中盤にいたFWロペスからのパスに反応する。左サイドで受けると、そのままカットイン。ペナルティーエリア手前で右足を振り抜き、先制弾を放った。
「自分のポジションは結果を残すことが大事。自分の得点で勝利に導くことができて良かった」
さらに1―0の同30分にはゴール前のこぼれ球を押し込み、今大会3得点目。井上の連続ゴールが猛攻の火つけとなり、ロペス、天野も得点を挙げる計4発の快勝につながった。先月6日の第4戦ブリラム(タイ)戦でも井上の先制弾からチーム計5発の猛攻。この日もゴールラッシュの号砲を鳴らし「慌てずにコンビネーションを生かしながらマリノスらしいサッカーができた」とうなずいた。
年内最後のACLEを白星締め。次は今季最終戦としてホームで迎える8日の名古屋戦でもネットを揺らす。