新潟Lは、8日にクラシエ杯準決勝でINAC神戸と対戦する。FW山本結菜(21)はここまで先発9試合を含め、リーグ戦全11試合に出場。9月29日の日テレ東京V戦では、リーグ戦初ゴールを決めるなど成長著しいが「もちろんゴール。勝たないと上には上がれないので、どんどんゴールを狙っていきたいです」と力強く話した。
INAC神戸とは11月2日のリーグ戦で対戦し、0―3で完敗を喫している。左サイドハーフで先発した山本も前半だけでベンチに退いた。「やっぱり個々がうまいですし、守備もなかなかはまらなくて」と振り返る。だが、チームはこの一戦を契機に公式戦5試合連続無失点で4勝1分けと急上昇。山本もこの期間に1得点1アシストと調子は上向いている。
「とにかく仕掛けること。自分の持ち味はドリブルなので、積極的にいきたい」。伸び盛りの21歳が、難敵相手に起爆剤となる。