カリフォルニア州ロサンゼルスの連邦地検は2日(日本時間3日)、ドジャース・大谷の元通訳、水原一平被告(39)が大谷から盗んだ金で購入した32万5000ドル(約4900万円)相当の野球カードが、大谷に返還される見通しだと明らかにした。11月27日までに大谷側が地裁に返還を申し立てていた。
地検は、地裁が来年1月24日に水原被告に量刑を言い渡した後、返還手続きが進められるとしている。水原被告は今年1~3月、大谷の口座にある金で、大谷やヤンキース・ソトらのカードを購入。転売で利益を得る目的だったとみられ、当局が大量のカードを押収していた。