エジプト出身のタレント、フィフィ(48)が4日までに自身のSNSを更新。韓国の尹錫悦大統領(64)が4日未明(日本時間同)、3日夜に宣布した非常戒厳を「解除する」と表明したことに言及した。
聯合ニュースによると、閣議で解除を決定した。尹氏は国会などに展開していた「軍を撤収させた」とも説明。韓国軍は4日午前4時22分をもって投入兵力が元の所属に復帰したと明らかにした。
尹氏は支持率が低迷している上、国会も野党が過半数を占めており厳しい政権運営を強いられていた。事態打開を狙って非常戒厳の宣布という強硬手段に踏み切ったとみられるが、数時間で解除に追い込まれた。与野党共に批判を強めており、尹氏の求心力低下は不可避となっている。
フィフィは「ユン大統領の戒厳令に対し、国会で解除を要求する決議案が、出席した190議員全員の賛成により可決。国会議員300人の過半数の賛成によって可決となり、議席の半数以上を占める最大野党共に民主党などが賛成、大統領は決議に従わない場合、憲法違反となる。韓国捻れ国会で反日野党の勢力が大きいからな…」と私見をつづった。