◇ドイツ杯3回戦 Bミュンヘン 0-1 レーバークーゼン(2024年12月3日 ミュンヘン)
バイエルン・ミュンヘンの元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(38)がプロキャリア初の退場処分を受けた。
Bミュンヘンは3日、ホームで行われたドイツ杯3回戦で昨季2冠王者のレーバークーゼンと対戦。ノイアーは前半17分、敵陣からのロングパスに対しペナルティーエリアを出てヘディングでクリアしようと試み、抜け出してきたレーバークーゼンのオランダ代表MFフリンポンに背中から体当たり。一発レッドとなってピッチを後にした。
10人となったBミュンヘンは優位に進めながらも、右太腿裏のFWケインを欠いた攻撃は決定力を欠き、後半24分に失点して0-1で敗戦。2回戦敗退の昨季に続き、国内カップ戦で早々と姿を消した。
独紙ビルトによると、ノイアーはプロ866試合目で初の退場。試合後、コンパニ監督に謝罪したことを明かし「ボールに何とか触ろうとしたが、できなかった。(退場は)もちろん試合にとって大きかったし、チームに迷惑をかけて申し訳ない」と話した。ノイアーは今年7月、14年W杯ブラジル大会優勝など124試合に出場したドイツ代表からの引退を表明。代表ではイエローカードすら受けたことがなかった。