俳優の谷原章介(52)が4日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。失職後の知事選で再選された斎藤元彦知事に“意見”した。
兵庫県議会の12月定例会は3日に開会し、斎藤氏が所信表明し「丁寧な対話と謙虚な姿勢を胸に刻み、県政運営に臨むことを誓う」と述べ、自身の疑惑告発文書問題については「説明責任を果たしていくことは極めて重要だ」と強調。調査に誠実に対応し、ハラスメントのない組織風土づくりに取り組むとした。
また、自らの疑惑告発文書を作成した元県幹部の男性の私的情報とされるデータが交流サイト(SNS)上で広まったのを受け、弁護士を含めた第三者機関の調査を検討すると明らかにした。データは、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が男性の公用パソコンに入っていたものだとしてX(旧ツイッター)上に掲載、拡散された。データに関する経緯は不明。男性は告発文書内容が誹謗中傷だと県に認定されるなどして停職処分を受け、県議会調査特別委員会(百条委員会)の尋問前の7月7日に死亡した。
谷原は「斎藤知事には、県政をしっかりと前に進めるとともに第三者機関の設置を迅速にしていただいて、しっかりとした確認は大事ですけれども、いつまでに期限を設けて結果を出すのか。そこも表明してもらいたいですね」と話した。