西武・中村祐太投手(29)が4日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸1000万円から500万円増の年俸1500万円でサインした。
昨年12月の現役ドラフトで、入団から10年在籍した広島から加入。今季は自己最多の27試合に登板して0勝1敗、防御率3・09だった。
「現役ドラフトの価値を高められたら、と思っていた」という移籍1年目。
球団からは「現役ドラフトで加入して、期待以上にやってくれた」と声を掛けられたといい「僕自身も想像以上にやれたと思う。とても充実していた」と笑顔で話した。
来季に向けては「パワー不足を感じるし、常時(直球は)140キロ台後半を出していかないと。西武は力のある投手が多い。真っすぐの質をもう一段階上げていかないと勝っていけない」と力を込めた。