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森永卓郎氏 55億円に増額の万博警備費に“怒”「ひどい話。なぜ金額が突然増えたかというと…」

スポニチアネックス 2024年12月4日 12時52分

 経済アナリストの森永卓郎氏(67)が4日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演。伊東良孝万博相は3日の閣議後記者会見で、2025年大阪・関西万博の会場警備費について、国負担分を55億円増やすと明らかにしたことに言及した。

 伊東氏は「(各国の)政府要人が相当数来る見込みとなり、警備費を積み上げた」と述べ、24年度補正予算案に計上したことを明かした。警備費を含む会場内の安全確保に関する費用総額は約199億円と示していたが、約255億円になる。要人警護のほか、車両出入りを円滑にする設備の整備費なども盛り込んだ。

 伊東氏は、万博開催を宣伝する費用も29億円増額し、補正予算案に盛り込んだと説明した。今年2月にPR費用を約40億円と公表し、全国的な機運醸成に向け拡大させる予定だったという。

 森永氏は「ひどい話ですよ。なんで警備費がね、55億円ですよ、とんでもない金額が突然増えたかというと、VIPの人が予想以上に来るって。だけどね、いっぱい来たからっていって、ゲートを増やさないといけないってことはねえだろ、同じゲート通ればいいわけですから」と指摘。さらに「もっとひどいのはどんどん参加国が減ってるわけですよ。そうすると、パビリオンの跡が空き地になっちゃうと。空き地はまずいから公園みたいにする。その警備の費用が必要だと。パビリオンと公園と比べて何で公園にすると警備費が増えるのか。そういうインチキっていうか、このどうにもならない言い訳というのをそのまんま新聞もみんな伝えるわけですよ」と自身の考えを述べた。

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