西武の外崎修汰内野手(31)が4日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸1億6000円から現状維持でサインした。来季が4年契約の3年目となる。
プロ10年目だった今季は127試合で打率・227、7本塁打、41打点、11盗塁。本塁打数は3年ぶりに一桁に終わるなど苦しいシーズンとなった。
「長いシーズンの中で(相手に)対策をされて、その対応に遅れた」と振り返った。
西口監督は、外崎を来季二塁から三塁にコンバートすることを示唆している。
秋季キャンプでは三塁の位置での練習を繰り返していた外崎は「自分の気持ちとしては一つでも多く試合に勝ちたい。チームにプラスになるなら、任されたポジションを全うする」と力を込めた。
打撃面では来季に向けて「打率・280」を目標に掲げた。指揮官は「レギュラーは源田だけ」と明言しており、来季11年目の外崎は「悔しさはもちろんあるけど、(そう言われても)当たり前の数字。来年は一からレギュラーを取るつもりで、挑戦者の気持ちでいく」と話した。