日本ハム・伏見寅威捕手(34)が4日、北海道北広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、来季は3年契約の3年目となり、現状維持の年俸1億円でサインした。「悔しいシーズンだった。試合に多く出たいと常に思っているので、(出場)試合数が減ったのは悔しい」と語った。
オリックスからFA移籍2年目の今季は62試合に出場し、打率・242、21打点。古巣でもコンビを組んだ山崎の“専属捕手”として「さちとらバッテリー」でチームをけん引し、2年連続最下位だった2位に躍進。得点圏打率も・349と勝負強い打撃が光り「これを続けて、来年は数字を伸ばしていけるように」と見据えた。
ただ、自身は昨年よりも出場試合数を落とし「全部の試合に出たい思いが強いです」と全試合出場を目指す。まだ開幕戦に出場した経験はなく、来季に向け「誰に聞いても同じだと思うが、日本一しか見ていないと思う。力を合わせて頑張りたい」と意気込んだ。