明大サッカー部は4日、都内でJリーグクラブ内定者会見を行い、FC東京内定のMF常盤亨太(22)ら4年生6人が出席した。
会見では内定先の各クラブから寄せられた祝福メッセージ動画が流された。常盤に向けたメッセージ動画では、明大OBでFC東京の日本代表DF長友佑都(38)がサプライズ登場し「常盤くん、このたびはFC東京への(加入)内定おめでとうございます」と祝福した。
続けて「常盤とは合宿の時に一緒にプレーし、かなり献身的で頑張るタイプなので明治らしいなと思ってます。来シーズンから厳しい競争だったり、レベルもかなり上がると思いますけど、ともにFC東京のタイトル(獲得)のために頑張っていきましょう」とエール。最後は後輩たちへ「厳しい練習や苦しいこともたくさんあると思いますが、常に夢を持って、目標を持って努力すれば必ずかなうと信じてます。ともに夢に向かって頑張っていきましょう!」と熱く思いを伝えた。
大学では法学部に所属して勉学にも励んだ常盤。ゲームメークに優れ、栗田大輔監督も「特徴はゲーム支配能力。ピッチの中に監督がいるような(存在感を放つ)頭のいい選手」と太鼓判を押す。中高時代はFC東京のアカデミーで育った22歳は「FC東京に強い思い入れがある。中学で(アカデミーに)入った時からリーグ優勝に自分が貢献すると決めていた。来年は開幕からスタメンを取って、リーグ優勝に貢献したい」と決意を口にした。