西武の今井達也投手(26)が4日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸8000万円から1億円の大幅増となる年俸1億8000万円でサインした。
今季は19試合で2年連続2桁勝利となる10勝(5敗)をマーク。防御率2・34はリーグ3位で、187奪三振で自身初のタイトルとなる最多奪三振に輝いた。
交渉後の会見では将来のメジャー挑戦についても聞かれた。
今オフも巨人・菅野やロッテ・佐々木らが海を渡る見込み。来オフはヤクルト・村上が控え、巨人・岡本和も前日に将来的な夢を語った。
今井は言葉を選びながら「将来的にというか、プレーしている国だったり環境だったり、そういうのは気にせずに、とにかくレベルの高いピッチャーを目指すことしか今は頭にないです」と答えた。
「今は日本のプロ野球でやっているんで。日本のプロ野球でまず一番を目指すことだけを今は考えてやっています」
色紙には「最強」と書いた右腕。「自分自身、まだまだ発展途上と話す26歳は向上心も強い。来季以降、さらに凄みを増した投手になるのは間違いないだろう。