ロッテのドラフト2位・宮崎竜成内野手(23=ヤマハ)が野球人生初の三塁守備に挑戦中だ。
本職の二塁は藤岡裕大内野手(31)、小川龍成内野手(26)に加え今季三塁にコンバートされた中村奨吾内野手(32)が二塁再転向を直訴し、競争が激化。特に中村奨は二塁手としてゴールデン・グラブ賞3度を受賞している。
それでもルーキーは「打つ方と走る方は自信があるので、出られるところで出たいと思います。結局は自分に勝てるかどうかだと思うので、自分のやるべきことはぶらさずにやっていきたい」と出場機会増へ2週間前から慣れないポジションに取り組んでいる。
内野手の複数ポジション制を推奨する吉井理人監督(59)も「(中村)奨吾もそう言ってくれたので…。競争して強いチームになってほしい」と歓迎の意向を示した。