福岡が、東京VのMF見木友哉(26)を完全移籍で獲得することが5日までに分かった。複数の関係者によれば、見木は東京Vと契約を残しているが、クラブ間で既に大筋合意。移籍金は推定8000万になる見通しという。
見木は湘南と横浜FCの下部組織でプレーした経験を持つ攻撃的MFで、19年に関東学院大からJ2千葉入り。16年ぶりのJ1舞台だった東京Vには今季加入し、背番号10を背負ってここまで36試合4得点。チームのJ1残留に大きく貢献した。
福岡は来季、町田の金明輝(キン・ミョンヒ)コーチ(43)の新指揮官就任と、横浜DF上島拓巳(27)の獲得も決定的。新シーズンへ着々と陣容が固まりつつある。
◇見木 友哉(みき・ともや)1998年(平10)3月28日生まれ、神奈川県藤沢市出身の26歳。湘南と横浜FCの下部組織出身で、関東学院大4年の19年にJ2千葉に特別指定で登録され、7月の徳島戦でJリーグデビュー。20年に正式入団し、21年はキャリアハイの14得点をマーク。24年に東京Vに移籍し背番号10を付けてプレー。1メートル72、66キロ。利き足は右。