ラグビー・リーグワン1部のトヨタが6日、開幕前会見を行った。今季から新たに就任したスティーブ・ハンセン・ヘッドコーチ(HC、65)、新加入のイアン・フォスター・コーチ(59)、WTB高橋汰地(28)、フランカーのウィリアム・トゥポウ(34)が出席した。
W杯2大会出場経験のあるSO松田力也(30)が今季から新加入。WTB高橋は「キックパスの精度が高くてスピードも速くて空いているスペースに運んでくれる。アタックに対していろいろなオプションを持たせてくれる」と得点につながる連携に期待を寄せた。2019年のW杯などで日本代表としてともにプレーした経験のあるフランカーのトゥポウは「アタックゲームの力になる存在。リーダーシップやスペースを見つけてボールを運ぶ能力が非常に高い」と評価した。
高橋は昨季13トライを記録し、リーグワン1部の個人ランキング4位。「昨季逃したので、絶対にトライ王になると考えながら頑張っていきたい」と明確な目標を掲げた。トゥポウは「ディフェンスでは自分が体を張って体現したい」と目標であるチームの優勝に貢献することを誓った。