◇フィギュアスケート・GPファイナル第2日(2024年12月6日 フランス・グルノーブル)
ペアでSP2位発進の“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)はフリー3位の130・44点を出し、合計206・71点で準優勝を飾った。
序盤の3連続ジャンプでミスが出た。スロージャンプでは3回転ループで三浦が転倒、3回転ルッツでも着氷が乱れた。それでも、豪快なリフトなど多くの要素を質高く演じた。
昨季前半は木原の腰椎分離症の影響でGPシリーズを欠場していた。シリーズ上位6組で争うファイナル出場は、初優勝を飾った22年以来2年ぶり。三浦は「昨シーズンはケガでGPシリーズ自体出場できなかった。今季GP2戦終え、ファイナルも出場してうれしく思います」と話した。2度目の頂点には惜しくも届かなかったが、その大舞台を完遂した。
過去2年はシーズンを通して試合に出場できることができず、三浦は「まず今シーズン全ての試合に出られてうれしい」と手応えを語る。「良い練習を続けて良い結果を残せるように頑張りたい」とシーズン後半戦を見据えた。