◇NBA レイカーズ132ー134ホークス(2024年12月6日 ステートファーム・アリーナ)
レイカーズの八村塁(26)が、6日(日本時間7日)の敵地ホークス戦に先発出場。2本の3Pシュートを含む4戦連続2桁となる12得点9リバウンドをマーク。チームは、延長戦の1点を争う死闘の中で、残り8秒で逆転を許して3連敗を喫した。
敵地4連戦中のレイカーズ。4日(同5日)の敵地ヒート戦で八村は豪快ダンクシュートと3Pシュート1本を含む14得点3リバウンド1アシストで3戦連続2桁得点をマーク。しかしチームは41点差で敗れて、2戦連続で大敗を喫した。試合後にJJ・レディック監督は「私たちは正しい戦い方、正しいプロ意識を持っていた試合ではなかった。チームがまとまっていない。責任感が必要」とチームの現状を指摘していた。
この試合でも八村は先発出場。第1Q残り11分でカッティングからレブロン・ジェームズのパスを受けてペイントエリア内でジャンプシュートを決めてこの試合初得点。残り9分30秒には再びカッティングからアンソニー・デイビスのパスを受けてからドライブインでレイアップシュートを決めた。残り6分31秒で左ウイング付近から3Pシュートを決めて、残り2分43秒でベンチに下がった。
第2Qはベンチスタート。残り7分59秒からコートに立つと、残り6分17秒でポストプレーからフェイダウェイシュートを決めた。前半はFG(フィールドゴール)成功率100%だった。
第3Qはスタートから出場。残り10分57秒で右コーナーから3Pシュートを決めて後半初得点。残り4分54秒で一旦ベンチに下がったが、残り2分5秒から再び出場してディアンジェロ・ラッセルのディープスリーを演出した。
最終クオーターも引き続き出場したが得点には絡めなかった。延長戦に突入すると、残り3分30秒でブロックを決めて守備で貢献したが、得点には絡めなかった。
八村はこの試合で40分36秒出場。12得点9リバウンド1アシスト2スティール2ブロックをマーク。シュートは6本試投で5本成功。FG成功率は83.3%。3Pシュートは2本試投で2本とも成功した。
2戦連続大敗中のチームは、守備面での懸念材料が残りながらもチームの大黒柱である2人が躍動した。レブロンは39得点10リバウンド11アシストのトリプルダブル。デイビスも38得点10リバウンドのダブルダブルを記録した
延長戦の死闘の中で、132―131と1点リードした残り27秒でレブロンの豪快ブロックで勝利を掴んだように見えた。しかし悪夢が待っていた。残り8秒でホークスのエースであるトレイ・ヤングに3Pシュートを決められて死闘の末に3連敗を喫した。