ラグビー・リーグワン1部の神戸が7日、神戸市の灘浜グラウンドで2部の花園とプレシーズンマッチを戦い、36―36で引き分けた。
序盤にラインアウトのモールから先制トライを挙げ、WTB松永のトライでリードを広げる。だが、ほぼ敵陣に攻め込みながらトライを取りきれない展開が続き、前半の終了間際にはパスをインターセプトされてトライを献上。26―12で折り返す。
後半は最初のトライを花園WTBマシレワに許し、再びインターセプトからトライを奪われるなど劣勢に。後半途中からは多くのメンバーを代えた中、80分間を通して互いに6トライずつを奪い合い、36―36でノーサイドを迎えた。
試合後、シーズン開幕前会見に出席したデイブ・レニーHCは「今日のパフォーマンスに関してはフラストレーションがある」と本音を口にした。「圧倒できるシチュエーションで突き放せなかった。前半の40分、40%程度は敵陣の22メートルラインの中にいたが4トライで、取りきることができずに終わった。そこで落ち着いて仕留めきれるか。開幕に向けて成長しないといけない」と語った。
今季の開幕は2週間後の21日。静岡と敵地ヤマハスタジアムで対戦する。