◇フィギュアスケートGPファイナル最終日(2024年12月7日 フランス・グルノーブル)
男子でSP4位の佐藤駿(エームサービス・明大)はフリー3位の184・54点を出し、合計270・82点で初の3位表彰台に立った。最大の武器である4回転ルッツや4―3回転の連続トーループを決めた。
ジュニアGPファイナルでは19年にトップに立ち、シニアとなって初めて表彰台にたどり着いた。会見で「ここに来る時にメダルを獲ることを目標にしていた。率直にうれしく思っています」と実感を込めた。
好調を維持する今季、前半のヤマ場である年末の全日本選手権が待つ。
「もう時間もない。(日本に)帰ってからすぐに、特にSPを練習したい」と強調。「今シーズンもみんなで良い演技をして、良い全日本に出来るように頑張りたい」とハイレベルな戦いを熱望した。