ラグビーリーグワン1部のBR東京は8日、東京都世田谷区の二子玉川ライズ・ガレリアで新シーズン(12月21日開幕)に向けた出陣式を行った。タンバイ・マットソン・ヘッドコーチ(51)や主将のフッカー武井日向(27)ら多数の選手が出席。トークショーなどで集まった多くのファンと交流した。
ニュージーランド代表SHのTJ・ペレナラ(32)は今季から新加入。トップリーグのNTTドコモレッドハリケーンズ(現・レッドハリケーンズ大阪)でプレーした2021年以来4季ぶりに日本のリーグに帰ってきた。「4年前は自分にとっても家族にとっても素晴らしい経験だった。もう一度この経験をできたらと思っていた。日本のラグビーは成長スピードが速いので、その中でやるのは楽しみ」と胸を高鳴らせた。
リーグワンでは、SOリッチー・モウンガ(30=BL東京)やSHアーロン・スミス(36=トヨタ)といったオールブラックスのチームメートも活躍している。ペレナラは「良い機会をいただけた。久しぶりに対戦できるのを楽しみにしている」とマッチアップを心待ちにした。
世界トップレベルの選手のリーグワン参戦。「しっかりハードワークして皆さんのリスペクトを得られるように頑張りたい。ハードワークをチームメートに見せたいし、皆さんにも期待してほしい、要求してほしい」と自信をにじませながら決意表明した。