◇NBA レイカーズ107ー98ブレイザーズ(2024年12月8日 クリプト・ドットコム・アリーナ)
レイカーズの八村塁(26)が8日(日本時間9日)、本拠でのブレイザーズ戦に先発出場。豪快ダンクシュートと3本の3Pシュートを含む今季最多23得点をマーク。レイカーズは連敗を「3」で止めた。
6日(同7日)の敵地ホークス戦では2本の3Pシュートを含む4戦連続2桁となる12得点9リバウンドをマーク。しかしチームは、延長戦の1点を争う死闘の中で、残り8秒で逆転を許して“悪夢の”3連敗。敵地4連戦は1勝3敗で終えた。
本拠地に戻ってきたこの一戦には、ワールドシリーズを制して“世界一”に輝いたMLBドジャースの大谷翔平投手と妻・真美子さんがサプライズ生観戦した。八村は応援に応えるかのように前半から躍動。今季最多23得点5リバウンド2アシスト4スティールでチームの勝利に貢献した。
試合後に八村は公式会見に出席。大谷夫妻が観戦に来ることは試合前の時点で知っていたという。「僕もチームとしても、2週間ぐらいすごい流れが悪かったので、やる気が出た。チームが勝てて僕もいい活躍できて良かったと思います」と安どの表情を見せた。
「日本人としてLAの大きな舞台で違うスポーツですけど、一番上の舞台で戦っている中で、サポートしながら彼は優勝しました。僕も優勝を目指してやってるので、やっぱりモチベーションになります。今日も来てもらって嬉しかったですし、これからも頑張っていきたいなと思います」と大谷夫妻の生観戦に感謝した。
その後、チームの中での自覚についても言及した。NBA6年目で、チームでも3年目になりました。このチームの中でも1番、2番、3番、4番ぐらいに長くレイカーズで長くやってるプレーヤーの1人なので、そういう中で僕らの伝統カルチャーとか考えながら新しい選手や若い選手たちについても統一できたらいいなと思います」とコメントした。