女優の小池栄子(44)が9日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)にゲスト出演。尊敬する俳優の振る舞いについて語った。
パーソナリティーの「ナイツ」土屋伸之から「今はもう主役やられるから、現場で他の共演者たちに気を使う側ですか。話しかけたりとか」と問われた小池は、自身が主役の際は「よく聞いてた主役の人達の立ち振る舞いを全部なぞってやってみてます」と打ち明けた。
「先輩たちのこんなのが良かったなっていうのを片っ端からやってみようって。声をかけるとか、スタッフさんの名前覚えるとか」と小池。誰から影響を受けたかと問われると、「小栗旬くんはやっぱり大きかったですかね。大河ドラマで」とNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で共演した超人気俳優の名前を挙げた。
「1年半か、撮影の間ずっとその姿勢を崩さずに」と言い、「自分が一番初めにわざと失敗したりとかして場を和ませる。かっこいいなあと思って」と振り返った。「ちょっと頼りない座長だから、みんなも間違えていいよみたいな空気を作るんですよ。そうするとみんなが伸び伸びとできるみたいな」とも語った。
「いろんな人があの人の名前挙げますもんね。凄いと思います」と明言。「あといろんな後輩ご飯に連れて行ったりとか、食べさせてあげたりとか」とし、自身も俳優の仲野太賀とダブル主演を務めたドラマ「新宿野戦病院」の撮影時には「ご飯会は自分で企画するとか」と実際に行動に移したと話した。
塙宣之が「キッチン、コーヒーカー呼んだり」と尋ねると、小池は「やりました、やりました。クレープ屋さんみたいなのを呼んだりして」と返答。「大変だなと思いますよね。主役ってやっぱりお金も使うんだって」「結果手元に残んない」と苦笑したが「お金のためにやってるわけじゃないからね」と言い切った。