プロ野球の「現役ドラフト」が9日に開催され、ロッテの平沢大河内野手(26)は西武に指名された。
平沢は、仙台育英時代に世代屈指の遊撃手として活躍。2015年ドラフトでロッテと楽天から1位指名を受け、抽選の末に交渉権を獲得したロッテに入団。2年目の2017年に初の開幕1軍メンバー入りを果たした。翌年は自己最多の112試合に出場したが、以降ケガにも泣かされてレギュラー定着はならなかった。
2022年には三塁手として開幕スタメンで出場も13試合の出場にとどまった。同年、イースタン・リーグで首位打者のタイトルを獲得。2023年は57試合出場と巻き返したが、今季は1軍での出場がなかった。
ロッテは中日の石垣雅海内野手を指名した。
▼ロッテ・平沢 9年間、本当にお世話になりました。いい事もあれば悔しい事もありました。色々なことがありましたがそのすべてが今のボクにとって大切な思い出です。ファンの皆さまにはいつも叱咤(しった)激励をしていただき、背中を押していただきました。新天地で心機一転、頑張ります。同じパ・リーグということもあり、対戦が楽しみですし、ZOZOマリンスタジアムで試合をするのも楽しみです。結果を出して頑張ることで今まで支えてくださった皆様に恩返しがしたいと思います。