◇プロボクシング日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦 川満俊輝《TKO2回2分18秒》大橋波月(2024年12月10日 東京・後楽園ホール)
日本ライトフライ級王者の川満俊輝(29=三迫)が同級6位の大橋波月(26=湘南龍拳)に2回TKO勝ちし、2度目の防衛に成功した。
川満は2回にロープ際で左フックを見舞い、そのまま連打をまとめ強烈な右フックを浴びせたところでレフェリーが試合をストップ。「大橋選手は気持ちが強くて(前に)来るのは分かっていた。いろんな選手とスパーして、強くなれた。大橋選手のおかげです」と安堵(あんど)した。
この日は、チャンピオンカーニバル指名挑戦者の高見亨介(22=帝拳)がリングサイドから観戦。川満は「最強挑戦者だと思う。このままでは勝てないと思っている」と気を引き締める。
8戦無敗のホープを「スピードも攻撃力もパンチ力もある。心技体全てそろっていないと勝てない選手」と最大限警戒しながら「チャンピオンだが、挑戦者の気持ちで挑みたい。勝てば真の日本チャンピオンになれると思う。そう思われるように頑張りたい」と視線を上げた。