中日・小笠原慎之介投手（27）のポスティングシステム申請が完了し、大リーグ機構（MLB）に受理されたことが10日、分かった。現地時間10日（日本時間11日）にMLBで公示され、翌11日（同12日）から獲得を希望する全球団との交渉が解禁される。
小笠原は恒例の米国自主トレのため、5日に渡米。申請が済んだことを受け、「MLBか中日か、来季どこでプレーするかは分かりませんけど、来季に向けてしっかりトレーニングしていきます」とコメントした。
チームの不振もあり、今季は24試合で5勝11敗、防御率3.12に終わったが、4年連続で規定投球回に到達。今永（カブス）の活躍もあり、タフで試合をつくれる日本人左腕には米国での評価も高まっている。交渉期間は45日間で、その動向に注目が集まる。