フジテレビのお昼に、懐かしのひと時が戻ってきた。タレントの野々村真（60）が11日、フジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）に生出演。同局伝説の長寿バラエティ番組「笑っていいとも!」の、オープニングで踊ったダンスを再現。さらに生歌唱も披露するなど“復活劇”にネットなどが沸騰した。
野々村はスタジオ見学者からの「今でもいいとも！のダンス躍れるっぽい」の投げかけに、力強く「○」の札を掲げると「躍れます。いいですか」とおもむろに準備に。「お昼休みは、ウキウキWatching…」と口ずさみながら、キレのあるダンスを披露。還暦とは思えない、軽い身のこなしに出演者、見学者から大歓声が上がった。
数節だけの再現かと思いきや、フルコーラスを踊り上げ、さらに司会のタモリが登場するタイミングなども指定するなど、盛り上げた。ともに出演した妻の野々村俊恵も、夫のダンスする姿に温かい笑顔を向け、やまない手拍子を送っていた。
1982年から2年半、久保田篤、羽賀研二とともに「いいとも青年隊」として、オープニングのダンス、さらに番組内各コーナーのアシスタントなどを務めた野々村。衰えない記憶力とダンス力を見せつけた。フルコーラスを踊り終えると、共演者からは「凄いです」「全部覚えてる」「歌詞も全部」と絶賛の嵐。野々村は照れくさそうに「唯一のヒット曲です」と笑いを誘うと「しみついたものだから、でも2年半しかやってないんです、実は。2年半、毎日のように歌って、踊っていましたから」と笑顔だった。
MCの「ハライチ」澤部佑は「フリは残っていました。体幹だけ抜け落ちていました」とジョークを飛ばしながらも「ちょっと、感動したなあ」としみじみ。ネットでも懐かしのひと時が話題沸騰。「なんかいないタモリさんが見えるぞ」「いいともーーー！て言いたくなった懐かしいw」「すごい！フルで歌いながら踊った！いいとも！」「いいとも！ソング エモかった」と絶賛が相次いだ。