ロッテの高部瑛斗外野手が11日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、500万円増の年俸3300万円でサインした。(金額は推定)
23年は右肩故障のため、1軍出場なしに終わった高部はプロ5年目の今季も右膝、左手首と故障に悩まされたが、76試合出場で打率・300、1本塁打、23打点。「悔しいシーズンでした。最初から(1軍に)上がれませんでしたし、最後までやり通せなかったのは悔しかった。良いこともありましたが、悔しいシーズンでした」と振り返った。
右膝、左手首の回復は順調で、現在はほぼ制限なくトレーニングができているといい、来季に向け、「盗塁王、首位打者、最多安打を狙っていこうと。大事なのはケガをしないこと。フルシーズン戦って、タイトルを獲れるようにやっていきたい」と意気込んだ。
この日は27歳の誕生日。「僕のプロ野球人生は、ほぼケガで前に進めない時間が多い。(来年は)覚悟を持って、チームを優勝させられるように。そのピースの一番強い存在になりたい。人間としても選手としても2段階、3段階とレベルアップしたい」と誓った。