俳優の松重豊(61)が10日深夜放送のニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1・00)にゲスト出演。自ら監督、脚本を務めた劇映画「孤独のグルメ」について語った。
同作は、自身が演じる輸入雑貨商の「井之頭五郎」が、営業で訪れた街の飲食店で食事する“飯テログルメドラマ”の劇場版。
撮影は韓国のほかパリでも行ったが、フランスでの撮影は松重の希望だったという。当初は予算の都合もあってパリでの撮影については、プロデューサーから「無理」と言われていたものの、「JALのタイアップ取ってきた」ことで可能に。「フランスに行ってシナハン(シナリオハンティング)行って。フランス行っても俺、右も左も分からないから、杏ちゃんがいるから出演交渉兼ロケ場所探しも付き合ってもらって」とパリ在住の女優・杏にも協力を仰いだと明かした。
さらに、「ツテを頼って右も左も分からないんだけど、“スープ探しの旅にしたいんだけど”って言ったらオニオングラタンスープか!って食べ歩いてっていうこともやったりして、そうするとこういう話が出てくるよねって感じで大まかな筋は作りながら現場(フランス)に行ってシナリオをある程度作る。それが楽しい」と振り返った。